トレーニング

エニタイムフィットネスを初心者やビジターが効率的に活用する方法

近年、爆発的に増えているジムにエニタイムフィットネス(anytime fitness)があります。このジムは低価格で24時間年中無休のフィットネスジムで、牛丼のようなイメージがありますが、運動やトレーニングを手軽に始めるにはおススメのジムです。

フィットネスジムに行った事がないと、初めてのジムはどうしていいか分からないかもしれません。そこでエニタイムフィットネスの特徴と通い始めたらどうすればいいのかをご紹介します。

エニタイムフィットネス(anytime fitness)の特徴

エニタイムフィットネスの特徴はいつでも使えて安い、これに尽きます。でもこれは特徴の一部なんですよ。

値段の安さといつでも24時間365日使える

立地によって月会費が異なりますが、料金は月額7,000円~8,500円で設定されています。大手のフィットネスジムは毎月の会費が10,000円以上しますので、原則24時間営業且つ年中無休と考えるとかなり安いです。

また普通のフィットネスジムは平日23時で閉店ですが、24時間営業なので夜中や明け方も利用者がいます。また1日に行ける回数制限もないので、朝と夜に行くといった事も出来ます。

エニタイムフィットネスは単に運動をしにいく場としてはなく、夏場や出張先でシャワーを浴びられる施設として活用している人もいますよ。

日本全国や世界中のエニタイムフィットネスが使える

入会してから1か月間は申し込んだ店舗しか使えませんが、1か月経てば日本中・世界中のエニタイムフィットネスが利用可能です。

自分は出張先にあるエニタイムフィットネスに行く事もありますし、夏場は汗びっしょりになってもシャワーを浴びられるスポットにもなっています。特に都心部にも多いので、タオルや下着さえあれば、シャワー浴びられるのは嬉しいです。

マシンやウェイトトレーニングに特化

エニタイムフィットネスはマシン特化型のフィットネスジムです。スタジオレッスンやプール、お風呂がない為に料金が安く出来ています。でもシャワーブースは男女別にありますし、きちんと更衣室は整備されています。もちろんトイレも男女別になっています。

トレーニングに使う設備備品は店舗によって異なりますが、ダンベルやバーベルなどが置いてあるフリーウェイトコーナーは、一般的なフィットネスジムよりは設備が整っている印象です。

またこういう24時間のジムは土足で利用するのも特徴ですね。ただ、利用者の方を見ていると、トレーニング用の靴に履き替えている人も多いです。

エニタイムフィットネスの店舗でも広さや設備は違います。トレーニングマシンはさほど差はないですが、フリーウェイトの充実度は非常に差がでます。また日焼けマシン(タンニングマシン)などもある店舗もあります。

スタッフは日中のみ、受付はなし

エニタイムフィットネスに申し込みをすると会員証代わりのセキュリティーキーをもらえます。これをセンサーにかざすとドアのロックが外れ、中に入れるようになります。

無人だからといって、1つの鍵で複数人で施設に入ろうとするとアラームが鳴る仕掛けになっていますよ。

スタッフは店舗も日中がいる時間となっています。時間帯は店舗によって異なりますね。受付はセキュリティーキーでドアのロックを外すのと兼ねているので、特にはありません。

スタッフの方はマシンの使い方は教えてくれます。ただ店舗によってはあまりトレーニングに詳しい方がいない場合もあります。

店舗によってはトレーナーの方もいるようですが、トレーナーさんに指導をしてほしい人は予め各店舗に確認したほうがいいです。

エニタイムフィットネスも店舗によってはパーソナルトレーナーを頼めるジムもあります。施設内の掲示板に案内が貼ってありますが、見学や申込み時に確認してみましょう。

スタッフがいない時間は安全面が心配という人がいるでしょう。ただ女性も夜に安心してトレーニング出来るように、至る所に警備会社へ連絡がいくボタンや携帯用の警備会社コールボタンもあります。また監視カメラの数が凄いです。これジム内の隅々まで見ているだろうなと思うぐらい天井にカメラが沢山ついています。

オープンなロッカー

よくあるフィットネスジムだと、受付して、更衣室のロッカーに荷物を入れて、鍵を手首とかにつけて運動しますよね。でもエニタイムフィットネスは、荷物置き場は用意されていますが、鍵がかかるロッカーは毎月定額制の有料ロッカーのみです。

荷物はどこに置くかというとジム内にあるオープンの棚に置きます。盗難とか心配という人もいるでしょうが、荷物置き場も監視カメラが常に見張っています。ただエニタイムフィットネスで見ているとあまり貴重品を持ってきている人は少ないようです。たぶんジムの近くから来ていて、財布とかはあまり使わないのでしょうね。

エニタイムフィットネスの様々な設備

エニタイムフィットネスは、お風呂はありませんがシャワールームや更衣室はあります。また自動販売機は今まで行ったどのエニタイムフィットネスにもありました。

給水機は、設置しているお店は少なく、水素水(有料)マシンを置いている店舗もあります。

また大きい店舗では、日焼けマシンなどがあるケースもありますよ。

エニタイムフィットネスのマシンはどう?

エニタイムフィットネスに入会してから、いくつもの店舗に行きました。店舗によっては広い狭いがあるのですが、胸・背中・足など基本的なトレーニングが出来るマシンは必ず置いてあります。

ただ腹筋を鍛えるマシンは置いてある店舗と置いていない店舗がありますね。ただブランドが同じだといいのは、同じマシンを入れていることが多いので、操作や負荷(重量)がいつもと同じもので出来るという事です。

またゴールドジムなどは海外製のトレーニングマシンがありますが、リーチが海外の手足が長い人用になっていたりで使いにくい場合がありますが、エニタイムフィットネスのマシンはそんな事はありませんでしたね。

エニタイムフィットネスはいつ混んでいる?

自分が通っているエニタイムフィットネスは都心ではない郊外にあります。そこでの混雑時間は、やはり夜です。ジムに貼ってある時間別利用状況を見ると19時が一番のピークですね。

この時間は器具の順番待ちなどもあるようです。もし自由にトレーニングしたいのであれば夜遅くか朝が最適です。

曜日別は例えばある店舗ではこのようになっていました。

日曜日、火曜日、木曜日は一週間の中で混んでいるようです。また月曜は他の曜日と比べて確かに人は少ないですね。

エニタイムフィットネスで効率的に運動するには

ジムに行ったことがない人がエニタイムフィットネスで運動をするには、こんな事を覚えておけば大丈夫です。

エニタイムフィットネスでの持ち物と服装

エニタイムフィットネスは通常のジムのように靴やウェアのレンタルサービスはありません。ウェアや靴、タオルは必ず持っていきます。

また自販機はありますが、冷水器がないエニタイムフィットネスのジムも多いので、節約したい人は自宅から飲み物を持っていきましょう。自分はシェイカーに水と氷やトレーニング効果を高めるBCAAを入れて持って行きます。

最近は店舗によっては有料の水素水マシンをいれた所もあるようです。

今まで色んなエニタイムフィットネスに行きましたが、大きい店舗だから給水機があるとは限らないようです。

服装は自由ですが、トレーニングウェアが原則です。冬場のスタッフがいない夜や早朝は空調があまり効いていない事もあるので、パーカーなど運動時に上に羽織るものがあったほうがいいです。

中には普段着でやっている人もいますが、靴だけはしっかりしたものを持っていきましょう。

エニタイムフィットネスでのトレーニングのメニュー

エニタイムフィットネスはスタッフさんがいない時間もあります。そうするとマシンの使い方やトレーニングの方法が分からない時があるかもしれません。
でもマシンには使い方が必ず書いてあります。またトレーニングメニューは、ジムによっては目的別のおススメトレーニングメニューの紙があります。

例えばダイエットや細マッチョ目的など、ジェントルが行っているエニタイムには6パターンぐらいのメニューが書かれた紙が置いてあります。

効率いいトレーニングメニューの組み方はこちらも見てください

エニタイムフィットネスはみんなが気持ちよくマシンを使えるように除菌ペーパーが用意されています。マシンは使い終わったら、除菌ペーパーで拭いておきましょう。またマシンや重りをガチャンと音を立てて使うのはマナー違反なので、そっと丁寧に使いいましょう。

【最重要】正しいフォームを身につけよう

トレーニングは、重いものを持ち上げるとケガをするリスクも増えていきます。

またトレーニングの効率を高めるために、正しいフォームを覚えましょう。マシンは使い方をみればいいですが、ベンチプレスなどは中々フォームを身に着けるのは難しいのでこんな本を読んでみるのもいいです。

絵はあれですが、これが今まで読んだ中でトレーニング方法と鍛える筋肉について分かりやすい本でした。。またフォームやトレーニングのやり方は他人がやっているのを見て、盗むのも効果的な方法です。

運動の効果はすぐには出ない

エニタイムフィットネスのような24時間ジムは、一人で黙々とやる事も多いです。そうすると、結果が目に見えなったりして、モチベーションが続かない事が多いです。運動の効果や結果が出るには多少の時間が必要です。

トレーニングガチ勢のコメントは気にしない

インターネットで検索すると「エニタイムフィットネスは初心者には向かない」とか、「〇〇が出来ない」というトレーニング歴が長い人の記事やコメントがあります。

でも運動は楽しくないと続かないと思うのですよ。効率だけを最初から追い求めるならともかく、最初は「まずはやってみなはれ」の精神で色々やってみるといいと思います。

エニタイムフィットネスは体験できるの?

普通のフィットネスジムだと、見学てがら体験ができる事が多いです。でもエニタイムフィットネスは、フランチャイズな事もあって、お店によって1日体験ができるかどうかはお店によって異なります。

またエニタイムフィットネスの体験は、有料な事が殆どです。金額は500円〜2000円ぐらいの幅になっています。

エニタイムフィットネスは初心者向けか?

エニタイムフィットネスは、初心者向けかと言われると、トレーニングについて教えてくれる機会があまりない為、知識がないと効率的に効果を出すことはできないかもしれません。

しかし単にジムに行くだけではなく、トレーニングの本を読んでみたり、トレーニングの動画を見るだけでも運動初心者からすぐに脱出できます。

エニタイムフィットネスはインストラクターがいないから、このジムがおススメとか高額のフィットネスジムを勧める人がいますが、自分で少しトレーニングを勉強すればいいだけです。

また手軽にいつでもフィットネスジムを使えるのは魅力的です。フィットネスジムの会費は毎月の固定費になってしまうので、安い事は重要ですね。

コロナ禍でのエニタイムフィットネスはどう?

コロナ禍の中でエニタイムフィットネスは営業している店舗が殆どです。ただいくつかルールが追加されています。

  • ジムの入り口で検温と手をアルコール消毒、マスクの着用
  • エニタイムフィットネスの利点の他の店舗の利用はダメな場合もある
  • ランニングマシンやエアロバイクは使えるマシンが限られている
  • グループトレーニングはダメで、ペアトレーニングのみ
  • 入館の利用制限

他のジムや施設でも同様のことが多いですね。ただエニタイムフィットネスの利点である他のジムが使えないかもしれないは事前に確認が必要なようです。

また私が行っているエニタイムフィットネスだとスタッフがいない時間はマスクを適当につけている、あるいはつけていないオッサンがちらほらいます。気になる人はスタッフがいる時間に行ったほうがいいですね。

高校生がいる家はエニタイムフィットネスは凄い得

24時間のマシンに特化したフィットネスジムのエニタイムフィットネスが、高校生は無料というキャンペーンがあります。つまり、高校生で子供がいて、トレーニングしたいという世帯は親一人分の会費で二人がジムに通えてしまうので非常にお得なんです。

ただし登録条件があるようで次の2つです。

・親権者がエニタイムメンバーであること・15歳以上18歳以下であること(高校在学期間) また注意点としては次となります。 ・利用できるのは、スタッフアワー内のみとします。(深夜早朝利用など利用不可)・利用できるのは、親権者の登録店舗のみとします。

・親権者が退会、移籍した場合には、利用不可となります。・利用ルール、マナーなど一般会員同様の対応となり、違反等があった場合には、登録を抹消する場合があります。

例えば自分が通っているエニタイムでは11~20時がスタッフアワーですので、この時間のみの利用ですね。事故とか考えると当然ですね。また親権者の登録店舗という事なので、親権者が登録店舗ではない店舗を利用して、登録店舗が移動してしまうと高校生は使えなくなるでしょうから注意が必要ですね。

他のスポーツジムで高校生以上が申し込めるのは、セントラルスポーツやティップネスなどのプールもあるジムでも高校生は申込が出来ます。ただ高校生一人だけでも月に1万ぐらいは考えておいたほうがいいですし、親も一緒であればファミリー割引があっても月に2万弱はかかりますね。

今回のエニタイムの取り組みは、条件があるものの実質親の会費(約8千円前後)で親と高校生が使える非常にお得なサービスになっています。

まだ親も通っていない場合でも、高校生の子供と試しに通ってみるのはどうでしょうか?

エニタイムフィットネスでのコロナ対策

エニタイムフィットネスではコロナ対策は、こんな感じになっていました。

  • 入室する際は消毒と検温をする
  • 室内はマスク着用
  • 使用時間は1時間程度を目安とする
  • 申し込んだ店舗(メインの店舗)を原則として、他のエニタイムフィットネスの使用を控える
  • シャワーなどは使用制限がある場合がある

エニタイムフィットネスに通っている人を見ると、殆どの人はこれらを守っていますが、ごく少数がマスクはあごにだけつけている人なども見かけます。

ただ換気もきちんと出来ているとのことなので、入室する際と退室する際はきちんと手の消毒をしたほうがいいですね。