新型コロナウイルスの予防のために、マスクだけではなく消毒用の品もドラッグストア等で品薄、売り切れでなかなか手に入れることができません。また通販では、Amazonより楽天のほうがマスクや消毒用アルコールが手に入れられる確率が高いですね。
我が家でも、消毒の効果があるアルコール70%以上の商品を見かけると必ず購入しています。ただインターネットを使わない60歳以上が親族にいると、なかなか消毒用のアルコールがなかなか手に入らないという悩みがあるようです。
そこで実家に消毒用アルコールを送付しようと思い、各宅急便業者の郵送のルールについて調べてみました。なお、マスクや消毒用ジェルはリアル店舗よりネットのほうが在庫がある可能性が高いです。
送る際はこのような容器はどうでしょう。Amazonですぐに届きます。
また現在、Amazonでも消毒用ジェルが販売されていました(4月24日時点)
ゆうパック、ヤマト、佐川は消毒用アルコールは送れるのか?

ゆうぱっく、ヤマト、佐川の大手の宅急便についてアルコールは送れるか調べてみました。
ゆうパック、郵便局の場合
郵便局でゆうパックにて送る場合は、アルコール濃度が60%未満であることが明確にわかることと窓口の人から言われました。
また郵便局のサイトに郵送禁止品の引火性があるものとして次のように明記されています。
アルコール類(メタノール、ブタノールおよび変性アルコールを含む。)およびこれを60%以上含有する製品(香粧品、酒類等)
郵便局(2020年4月15日閲覧)
自分も濃度が70%の消毒用エタノールを送付しようと思ったらだめでした。つまりメルカリなどフリマアプリでゆうパックを使って消毒用エタノールを送るとしている人は送付できません。
ヤマト運輸の場合
ヤマト運輸では、明確にホームページで案内がされています。
・消毒液のアルコール濃度が不明なもの
・アルコール濃度が60%以上のもの
ヤマト運輸HP(2020年4月15日閲覧)
ゆうパックより条件が詳細で濃度が不明なものもだめとなっています。たまにアルコール濃度が不明な輸入の手の消毒ジェルとかありますので、それも原則は送れないという事ですね。
佐川急便の場合
佐川急便は具体的には消毒用エタノールは送れませんとは書いてはいません。ただ佐川急便の約款には次のように書かれています。
ア 火薬類その他の危険品、不潔な物品等他の荷物に損害を及ぼすおそれのあるもの
イ 荷物の性質により拒絶するもの
佐川急便約款(2020年4月15日閲覧)
いくら探しても佐川急便のホームページや案内には消毒用アルコールの送付については触れてはいませんが、送付時の営業所の判断ではねられる可能性はありそうです。
消毒用エタノールを送るには通販から送るほうが確実
消毒用エタノールの送付のルールを見ると、個人で宅急便で送るのはかなり難しそうです。もし親や知り合いに確実に消毒用エタノールを送りたいのであれば、通販から直接送付するのが確実ですね。もしくはダメ元で佐川急便に聞いてみましょう!