レビュー

台湾で恐竜に会える国立台湾博物館土銀展示館に小学生の息子と行ってみた

台湾の観光は、九分とか故宮博物院、そして街中をブラブラと歩くのが鉄板ですね。大人は、観光ガイドに載っているものや映画の舞台になった所を見て楽しいけど、子供はあまり面白くないのですよね。

台湾は至る所の公園があって遊ぶ事はできるけど、せっかくなので台北にある恐竜展示が見られる土銀展示館に行ってきました。

所要時間はおおよそ1時間程、恐竜が好きな子供の気分転換にはいい場所でしたね。

土銀展示館の概要

国立台湾博物館が台北駅から歩いて10分ぐらいの所にあります。その向かいに重厚な建物の中にあるのが土銀展示館です。

国立台湾博物館 土銀展示館の概要
URL:http://www.ntm.gov.tw/tw/
住所:台北市中正区台北市館前路46號
電話:02-2314-2699
営業時間:9:30-17:00
定休日:月曜
交通:MRT台北駅か台大醫院駅から徒歩5分

この建物は台湾の日本統治時代に日本勧業銀行の台北支店として建設されたもので、今でも展示館内に銀行の展示や当時の設備が展示されています。チケットは国立台湾博物館と共通ですが、この展示館でも買う事ができます。

買う際に日本人と分かると日本語で対応してくれました。

場所はここで、台北駅から歩いていけますし、近くの公園には大きな遊具もあって子供は遊べます。近隣にはスタバやカフェも点在していました。

展示館の中には荷物を預けるロッカーや売店、レストランがありました。レストランは恐竜モチーフの軽食が食べられるそうですが、ちょっと高めなので館外で台湾ならではのものを食べたほうがいいかもと感じます。

売店はお土産が沢山ありますが、オリジナルグッズがあまりなく、わざわざここで買わなくてもいいかもしれないです。子供もあまり欲しいものはないと言って、何かめぼしいものがない為、何も買わなかったです。

コンパクトだけど工夫された恐竜展示

この展示館の特徴として恐竜の展示が充実していることです。あまりスペースは大きくありませんので、東京の国立科学博物館の恐竜展示をイメージすると拍子抜けしてしまうかもしれません。

ただ全身模型がバランスよく並べられ、下からや上から骨格を観察できるようになっていいます。展示数は少なくても、色んな角度から恐竜の化石(模型)を観察することが出来ます。

面白かったのは映像を使った展示や仮想的に化石発掘が出来る展示ですね。まずは絵本なのですがページごとに映像が本に投影されてイラストが動いたり、恐竜の歴史を動きのある絵で学べる展示です。

これは人気で、子供達が何回も本をめくっていました。次に映像を投影した箇所を附属のブラシでこすることで恐竜発掘が出来るコーナーです。下の写真の下側に砂の映像を投影したパネルと右側にブラシがあります。これでパネルをこすると、恐竜の化石発掘体験が出来ます。

ただ子供は楽しかったみたいだけど、センサーのせいか反応がちょっとイマイチでした。

土銀展示館の注意点

ここはあまり大きくないので、所要時間は1時間、長くても2時間です。また駅から徒歩5分とありますが、台北駅からはちょっと距離があったので、子供と行く場合は10分は見ておきましょう。

最後に夏場に土銀展示館に行った時は館内は非常に寒かったです。台北はどこも冷房が効いていますが、ここはさらに強めに冷房がかかっていました。大人も子供も羽織ものは絶対忘れないようにしましょう。