英語を学ぶとは

小学生が英検を受けるにあたって、当日注意することと保護者ができること

2020年度(2020年4月)から小学校で英語の勉強が始まるせいか、英語を勉強して、その成果として英検を受験する小学生は多いでしょう。

では小学生あるいは幼稚園・保育園児が英検を受験するにあたって、英検当日は何に注意すればいいのでしょうか?今まで息子が何回か英検を受験して気づいたことをまとめてみました。

子供の緊張と親から離れても大丈夫か?

資格の試験は言うまでもなく、一人で受験することになります。英検本番では、解答用紙(マークシート)や問題冊子への必要事項の記入することは出来ますが、筆記試験が始まる5分前には会場をでなければなりません。そのため、親から離れても大丈夫という事が最低条件です。

また子供が小学生1年のときに英検5級を受けたのですが、まわりの受験生は小学生高学年や中学生ばかりの大きな会場で、本人は雰囲気に飲まれてしまい、かなり緊張していました。

次の4級受験の時は、同学年や少し上の年齢の人ばかりで緊張しなかったです。こればかりは当日にならないとわかりませんが、神経質なお子さんだと親がケアしてあげる必要があると感じました。

また親の付添はこんなシールを見えるように貼っておく必要があります。

受付で配布しているので、必ずもらってください。(級によっては受付の必要はありませんが、シールだけもらってください)

ただこのシールの欠点として、非常に剥がれやすいです。ちょっとこすれると剥がれて落ちてしまうぐらいの粘着力の弱さです。特にナイロン素材などつるつるした服だと、すぐに剥がれてしまいました。

会場は大学や専門学校であれば、念の為に座布団が必要

今までの英検会場は中学校や専門学校でした。中学校はあまり問題にはならなかったのですが、専門学校のときに受験生を見ていると大人用の椅子と机のために試験が受けにくそうでした。座布団やクッションの使用は認められているので、無地の座布団やクッションを用意しておくと良かったです。

また専門学校の時はトイレが少なく、女子トイレは大変混雑して外にまで並んでいました。トイレは余裕を持っていくようにしたほうがいい会場もありますね。

親の控室について

会場が専門学校の時でしたが、建物が小さく、親の控室が無いところでした。英検のサイトには親は控室で待機して、帰りはどこかで待ち合わせを決めてねと書いてありますけど、絶対に控室があるわけではありません。

近くでどこか時間を潰せる場所はないかは余裕があればチェックしておいてもいいと思います。

当日の机の上においていいもの

英検の受験票に受験の時に机の上に置いていいものは、鉛筆・消しゴム・時計と書かれています。ただ試験監督に確認したところ、カバーを外したテイッシュは置いてもよいとの事でした。

鼻をかめないと集中力が途切れてしまいますね。風邪気味の場合は、ポケットティッシュは持っていきましょう。

他の受験生でやりがちだったのが筆箱を出しっぱなしという事です。筆箱は鞄の中にしまってくださいねと注意を受けていました。

当日の受験の流れと親がやる事

今回は英検4級の受験の例です。当日は筆記試験40分前から案内が始まるので、1時間前には会場に入ります。

座席は指定ではないので、会場(教室)が合っていれば問題ありません。座席を選ぶ際は、教室に時計があれば時計が見やすい場所やヒアリングの音が聞こえやすい場所を確保しましょう。

本説明は30分前から

40分前から始まるといっても、本説明が始まるのは筆記試験開始30分前からとなります。さて、ここから解答用紙や問題冊子が配布されます。

解答用紙には、試験会場名なども記入する必要があるので、親が変わりに記入してあげる事ができます。さらに問題冊子にも名前や受験番号を記載する必要があります。問題冊子には「暗証番号」とありますが、準会場、つまり団体受験でない限り記入の必要はありません。筆記試験5分前には親は会場から出るようにアナウンスがあるので、子供と集合場所を確認しましょう。

高校受験・大学受験の試験ほど厳しいルールの感じはないですが、リスニング中はトイレに行ったら、そこで終わりです。トイレは始まる前であれば、行くこともできるので、逐一子供に確認したほうがいいですね。