ジェントルは、ある新興住宅地に住んでいる。だが、ジェントルは自治会には入っていません。いや、タイトルにあるように、自治会に入って、そこから脱会した身です。
では一度自治会に入会したのに何故脱退したかのか、また脱退してどうだったのでしょうか。結局、脱退してよかったという感想しかないですけどね。また脱退したからといって日常生活に不利益と感じる事はありませんでした。
自治体に入会した理由は市町村の半強制
今の住んでいる地域では、住民票を移すときに、自治会に入るかどうかを問われて、ほぼ半強制の入会でした。自治会自体は、当初は年会費を払い、ゴミ置き場の清掃や回覧板を回すぐらいで、特に印象も何もなかったのです。
自分が自治会について大きく考えが変わったのは、役員が回ってきた時である。役員になって知った事は、自治会はこっそりと色んなイベントを行い、市の広報を班の班長が配布しているという事ですね。
では、自分がいた自治会はどんな組織だったのか、これは脱退理由にも直接つながっていきます。
自治会の脱退理由
自治会の脱退理由は大きくは3つありました。
①共働き世帯と子育て世代には、自治会活動は非常に辛い。
自治会の会合は、土曜の午後です、しかも、会合時間の終わりが決まっていないエンドレス会合です。エンドレスなのは自治会長が、井戸端会議好きのおばちゃんだったのもあるけど、あのノリで延々と話をされるとスゴイ辛いのですよ。
またエンドレス会合は、乳児を抱える家庭には非常に辛かったです。特に午後は子どもは昼寝の時間であり、家族の誰かは家にいないといけないです。しかも共働きの場合で、土日に仕事があるとそんな調整すら出来ない事もありました。
②年間計画が立てられていない
様々な仕事や背景を持つ人で構成される会であるなら、あらかじめ会議日程やイベント日時を年間計画で示すべきであると思っています。
ただ所属していた自治会の会長は、リタイヤ組か専業主婦の方々でした。一方、役員や班長はアラサーかアラフォーの人が主です。これが直接の理由化は定かではないですけど、来月の会議日程などが、いきなり示されるのです。
これでは仕事の日程や家族のイベント日程も組みなおさなければならなくなります。
③不明確な会計
計画はざるでしたが、会計もざるでした。よく分からない支出や、自治会長が勝手にお金の使い方を決めていたのです。そもそも、自治会の通帳を会計ではなくて、会長が持っているのはおかしくはないですかね?
④よく分からない子組織
老人会や子供会が実はあるらしいが、この組織と自治会の関係は自治会長さえ把握していないらしいのです。子組織について、上層部が把握していないのは論外ではないでしょうか?
自治会を脱退してどうだったか?
①続いているものや変わっていないもの
ゴミ捨て場の掃除当番は引き続き、担当しています。また、近隣の人との関係も特には変わりはないです。(むしろ、自分がいる地域の脱退率は非常に高いらしいのです)
自治会主催のイベントの参加権はなくなったが、もともと出ていないので、影響がなかったりします。
②変わったもの
自治会が配布を担当している市の広報や回覧板が来なくなりました。しかし、市の広報は最寄り駅で配布やインターネットでも見る事は出来ます。回覧板はそもそも碌な情報すらないです。(むしろ回覧板を回す手間がなくなりました)
結論:負担がなくなっただけなので自治会を脱退して良かった。
こんな事をいうと反論として、地域との繋がりとか、何かあった時にどうするかという話があるかもしれないですね。
現状は、地域の繋がりは趣味の友人が少しいるだけです。そもそも負担となる地域との繋がりは必要なのかは疑問とも思っています。
むしろ、現役世代が多く住む地域では、自治体のあり方を見直さないといけないのではいけないかと思います。働くのに一生懸命な世代には、土日にリソースを割いているのはかなり大変なんですよね。