にゃんこ

猫のキッチンシンクの侵入対策~キッチンシンクの蓋を注文・作ってもらった~

猫を飼っていると困るのが、キッチン対策です。

我が家の猫は、三角コーナーで生ごみを漁ろうとしたり、食べ終わった汚れた食器を舐めようとしたり、水につけておいた食器でさえ多少の味をついているのか飲もうとします。

対策として考えられるのは、①キッチンに入れない、②キッチンシンクに蓋をするといった事があるかなと思うのですけど、①はキッチンが独立していない限りは難しいですね。特に我が家は、オープンキッチンなので取れる手段は②しかありません。

でも、キッチンシンクの蓋は、市販では中々売っていません。

100円ショップでワイヤーラックとプラスチック板と結束バンドを組み合わせて、試しに作った事もあるけど、どうもガタガタするし、見栄えがよろしくない。

それなら自分で何とかするしかない!!

キッチンシンクの蓋の材料探し

キッチンシンクの蓋をどうしようと思うと、いくつか条件がありました。

  • 材質が軽い事
  • 丈夫な事
  • 透明か半透明で、蓋をしてもキッチンシンクが分かる事
  • 適切に加工できる事
  • 1枚であること(横45センチ以上、縦70センチ以上あること)

材質が軽い事と丈夫な事は、欠かせない条件です。特に子供が蓋を持ち上げたり、猫が蓋の上を歩くので、丈夫な軽い材質でないといけません。

というとガラスでは、ちょっと厳しいですね。1枚であることは、自作してみたものはワイヤーラックとかプラスチック板を組み合わせたので、どうしても汚れがたまって不衛生でした。

材料探しにホームセンターをブラブラしていると、全ての条件を満たしているのは何もなかったです。唯一これはいいなと思ったのは、アクリル板ですが、これだと厚さはある程度欲しい!

でもホームセンターにあったのは、分厚いアクリル板は小さめのサイズのみ、大きいアクリル板は厚さが3ミリ程度しか売ってなかった…。

アクリル板をネットで注文してみた

分厚い大きいアクリル板がないかと思って、Amazonとかでも探したのですけど、どうも条件にあうアクリル板はない様子。

でもそこで出会ったのがこのサイト。

アクリルショップ はざいや

ここだと、インターネットで好きな大きさのアクリル板を注文できます。さらに、加工のお願いもできるとの事。じゃあ、自分で加工するのも面倒なので、加工もお願いしてしまいました。

ジェントルがお願いしたのは、メニューにある赤枠で囲った「自動お見積り」から「板」で好きな形に加工しました。

自動加工から進むと、素材選択やサイズ、板の厚さなどが聞かれます。今回は、5ミリの透明アクリルにして、キッチンシンクのサイズにしています。ただ横は水を流れるようにするために少し小さめにしました。

これで「加工して見積もり」に進みます。

ここでは色んな加工メニューがあるのですが、まずは角を丸く処理してもらいます。半径5センチ程度は結構適当です。(ただこの大きさで結果として正解でした)

次に、アクリル板に水が流れるようにいくつか穴をあけてもらいました。丸でも四角でもいいのですけど、猫の手が入る大きさだと、猫たちはそこから手を突っ込んでいたずらするので、その点も考慮します。

今回は「各穴あけ加工」を選びました。下の図を見ると分かりますが、どの位置に穴をあけて、穴はどの大きさにするかを指定します。(分かりにくいのですが、5つめの数字のRは、穴の角の加工です。丸く処理するにはここを指定します)

今回は猫の手が入らないように、幅を1センチにしています。本当はもっと穴を空けたかったのですけど、加工費がだいぶかかるので今回は2か所のみにしました。

最後に仕上げの図面が出るので確認します。料金が出ていますが、これに送料が後で追加されます。

ジェントルの場合は、送料も入れて約7千円でしたね。あとは、お金の決裁をして、発送を待つのみです!

キッチンシンクの蓋の感想

今回は、注文してから2日ほどで発送されましたので3日目ぐらいに手元に届きました。届いてみるとさすがにでかい!

そして、梱包をほどくと保護されたアクリル板が出てきます。

図面通りに、穴もあいてますね。これを台所に入れてみるとこんな感じです。透明で写真だとまったく分からなかったので、上に少し水をたらしています。

かなりいい感じ!

さて使ってみた感じですが

  • 重さはあまり重くはない(今回は約2キロでした)
  • 透明なので、キッチンシンクの汚れがすぐに分かってしまう
  • 5ミリは、あまりたわむ事はないけど、6~7ミリのほうが安心かもしれない。でも重さとのバランスを考えないといけないですね。
  • 耐熱は80度なので、熱湯には要注意!

猫がいたずらする事を考えたら、これで約7千円は安いのでは!あとは耐久性ですけど、こればかりは使ってみないと分からないですね。

<以下、使って2年経った追記です>

使ってみて2年が経ちました。今の所、ひび割れたりはしていません。

ただ常に水に触れているので、汚れが目立ちます。例えば、スポンジなどで週1ぐらい洗う手入れが必要です。