子育て

子供と子供の担任の相性が絶望的になかった話

子供が小学校に入って、最初の1年間は親子共々かなり大変な1年間でした。子供が小学校に入るという事だけで環境が大きく変わりますので、普通は小学校の生活リズムに合わせて適応するだけでも小1の壁問題で大変でしたが、我が家では絶望的に担任の先生と子供との相性が合わなかった事があります。

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子供と先生の相性の一言で片付けてしまうと中々解決出来ない問題ですが、それでも様々な手を打たなければなりませんでした。

子供は担任の好みの生徒ではなかった

子供の小学校の1年生の時の担任の先生は、かなりベテランの先生でした。入学式の時は、担任が発表された時にベテランの先生で良かったと安心していました。

ただ色々と齟齬が出てきたのは入学して数ヶ月経ってからです。この期間の中で、先生の仲で扱いにくい子供や扱いやすい子供が出てきて、前者はどちらかというと好ましく思われなかったようです。

特にどうもしっかりした、ハキハキした先生の言うことを聞く生徒を担任の生徒はお気に入りで、また先に予習をしていて、なんでも先に分かっている生徒は可愛げがないと映ったみたいです。

そして言うまでもなく、ジェントルの子供は扱いにくい子供だとは思います。まあお気に入りでなくとも、通常の担任として最低限の関わりであれば、親としては何も文句はありません。ただ、我が家の場合はちょっと異なりました。

何があっても子供のせいなのか?

子供のクラスには30数名の生徒がいます。人が沢山集まれば色んな問題が出てきます。そして生徒同士でも好き嫌いがあります。そこで、先生の一番のお気に入りの生徒と相性が合わなかったのはジェントルの子供です。そしてお気に入りの生徒はクラスの学級委員のポジションでした。

子供同士が相性が悪い、喧嘩をする事は、よくある話なので親が出ていく事はないと思うのですが、ただクラス内で何か問題が起きると学級委員の生徒から何でもジェントルの子供のせいにされるといった事が何回かありました。

またクラスのある子が子供と同じ学童のクラスを休みがちになると、いつの間にかジェントルの子供がその子供を虐めていると先生から言われた事もあります。

その時は、休んでいた子供の親と仲が良かった事で連絡を取り、まったくそんな事はないと親側で確認出来たことは幸いでした。

でもこの事件をきっかけに担任は、一部の生徒の意見を聞くだけで気に入らない生徒の話に耳を貸す気にはならないのだなと確信しました。

もちろん担任と親とでも何回か話をしましたが、そこで何回も言われたのは「病院(精神科)につれていってはどうですか」とも言われています。他の親にも聞きましたが、そう言われた人は何人かいるようです。

どう担任の先生と対応したのか

担任に親が呼ばれる時は学童に迎えにいった時です。そうすると1次的な我が家の窓口は学童の迎えを担当している妻になります。

そこでは子供が誰々をいじめたようだとか、こんな問題があったとかの話がされます。そうすると親としては裏取りをしないといけません。クラス内の保育園や習い事で一緒の親御さんもいるのでそういう人達と話をすると、担任の先生のお気に入りの生徒とそうでない生徒の対応や扱いの差が見えてきます。

まあそれは先生といっても人間ですので、実害がなければ親としては何もいうつもりはありません。ただいじめをしていると決めつけられ、その主犯に仕立て上げられるような事は別です。

妻には、担任と話をする時はきちんと目の前でメモを取るように、とりあえずスマホでボイスレコーダーをセットしておくようには伝えました。「言った言わない」の論争になると無駄になりますので、お互いに何を言ったのかをきちんと明確にしておく必要があります。

これが直接的の要因だったのかはわかりませんが、メモをとって、それを元にジェントル(夫)が担任にいつ何を言ったのかを踏まえて、(建前上は)相談した事によって、担任の態度は若干軟化したとは感じます。というより夫が出ると対応が変える先生は信用に値しないと思います。

そして子供が今まで1年間やってこられたのは、学童の先生や、習い事で子供に別のコミュニティがあったおかげですね。