子育て

新型コロナウイルスで学校はどう変わる?

2020年の3月に唐突に小学校から〜高校までは休校にする事になり、特に小学生がいる各家庭ではどうしようかと悩んだところも多いかと思います。

そして緊急事態宣言が出されて、学校は入学式もなくずっと休校のままですよね。この緊急事態宣言がいつまで続くかわからないのと、自治体によって学校がいつから再開されるかはわかりませんが、文部科学省からは「新型コロナウイルス感染症対策としての学校の臨時休業に係る学 校運営上の工夫について(通知)」が出され、各学校では準備が始まっていることでしょう。

この通知をみると当面は今までのような学校生活にはならない事が示唆されています。そこでこの通知で大事なところ、各家庭で何をしなければいけないかをまとめます。

学校再開の前に9月入学はどうなのか?

学校再開だけではなく、4〜5月に学校に行けないのであれば9月を入学にしてはどうかという議論が出ています。また9月入学することによって、諸外国では9月入学が主なので、留学がしやすくなるなど教育のグローバル化がすすむとも言われています。

ただこれはアメリカなどの一部の国が9月開始なだけであって、世界的にみると9月以外の時期に入学する国も他にあります。

出典:https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/57/siryo/__icsFiles/afieldfile/2013/11/28/1341936_03_1.pdf

また9月入学は自分たちが学校に行けないから変えようというぐらいで簡単にできるものではありません。

既に私立学校ではオンライン教育などが始まっていますし、どんどん先にカリキュラムが進んでいます。そことの整合性はどうするのか、社会との接続はどうするのかといったことも考えないといけません、一つのシステムを見直せば問題解決ではなく、関連した無数の社会システムを見直さないといけませんので、簡単には9月入学には移行できないでしょう。

通知から見る学校再開の具体的な方法

文部科学省は学校再開については、生徒が不利益にならないよう、学びがきちんと保障されることを前提としています。また当面は以前のような学校生活が難しいとし、学校がどのように対応すればいいかがこの通知の内容です。

なお、特に最終学年(小学生6年生や中学3年生)や1年生には特に配慮するようにいっているのがこの通知の特徴です。

分散登校の実施

小学校であれば、地域によっては一斉登校をする場合がありますね。ただ今までのように全ての学年が同じ時間に学校に行くのではなく、曜日等を分けて学校に行くことが提案されています。通知の資料によると次の3つが例として挙げられています。例えば1つのクラスを分けるケースだとこんなイメージのようです。(以下、図表は全て通知から引用)

これは毎日学校には行くけど、半日しか学校にいけないですね。またクラスごとに分けるケースや学年ごとにグルーピングをして、登校をさせる例も提示されています。

学校内での注意事項

分散登校をしても、子どもたちが密集しては分けた意味がありません。そのため、席をあけて座るなど、対面とならないように教育が行われるようです。つまり、音楽や家庭科の実習、体育などは感染のリスクが高いですよね。これらは行わないことも考えられます。

また近年は主体的・協働的で能動的な学びのためにアクティブ・ラーニングが盛んです。アクティブ・ラーニングはグループ学習やディスカッションなどを行いますのでこれらも行う事は難しいでしょう。

また学校行事、例えば運動会や修学旅行なども行うことは難しいとされています。

学校給食はメニューが変わるかもしれない

食事の時間は新型コロナウイルスの感染リスクが高い時間です。そのため、給食も大きく変わるかもしれません。栄養はとれることを前提に品数が減ったり、パンや牛乳など簡易給食になる地域もあるようです。

分散登校の場合は家庭での学習が不可欠

分散登校になった場合は、どうしても家庭での学習時間がでてきます。文部科学省では「教育課程内での補充のための授業や教育課程に位置付けない補習を実施すること,家庭学習を適切に課すこと等の必要な措置」をするとしています。つまり学校ではできないぶんは家庭でやってねという事ですね。

ただ家庭学習だと学校からの課題だけでは難しいです。そのため、市販されているドリルや教材を使うのも手です。