子育て

夏休みの自由研究におススメ。福井県立恐竜博物館の子育て系の設備事情やお昼事情

子供の好きなものや熱狂的にのめり込むものの中に恐竜はありませんかね?我が家の息子も暇さえあれば、恐竜の図鑑を見ています。

関東に住んでいて恐竜について見聞きできる代表的な場所と言えば、上野にある国立科学博物館ですよね。ここはワンフロアのみが恐竜の展示ですが、他のブースに行こうともせず、じーっと展示を見たまま恐竜に魅了された子供達がたくさんいます。

また規模は大きくありませんが恐竜の展示があり比較的格安の入場料のものは、ミュージアムパーク茨城県自然博物館や、恐竜王国 中里神流町恐竜センターがあります。

そして恐竜っ子達の聖地と言えば、福井にある福井県立恐竜博物館です。今回、夏休みの日曜と月曜を利用して、福井県立恐竜博物館に行ってきましたので、事前にリサーチしておけば良かったと思う点に絞ったレポートです。

そしてこのレポートでは恐竜については一切触れません! 事前に親が知っておくといいなと思う事のみをまとめています。

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福井県立恐竜博物館とは

福井県立恐竜博物館は2000年7月に福井県の勝山市に開館しました。博物館の交通アクセスについては福井駅から車で45分ほどですね。

電車やバスだと、福井駅から最寄のえちぜん鉄道勝山永平寺線「勝山駅」まで約1時間、そこからコミュニティバスにて約15分(タクシーにて約10分)ですが乗り換え時間を含めると1時間半以上見ておく必要があります。もし家族連れで福井駅まで電車なら、レンタカーがおススメです

この博物館は常設展示室だけで4500㎡の大きさがあります。ただどれぐらいの広さをイメージするのは難しいですね。例えば東京ドームだと、約10分の一の大きさです。これだけの規模で恐竜の展示がある博物館は日本でここ以外にありません。

関東からのアクセス

関東から福井まで、公共交通機関を使うとすると3つのルートが考えられます。

  • 京都まで行き、そこから特急で福井に向かうルート
  • 北陸新幹線で金沢まで行き、そこから特急で福井に向かうルート
  • 羽田から飛行機で小松空港経由で行くルート

 

関東でも住んでいる地域によって利便性は違いますが、埼玉からだと北陸新幹線ルートが非常に楽でした。それでも大宮~金沢の北陸新幹線で2時間、金沢~福井の特急で45分、福井から恐竜博物館で45分~1時間かかるので、かなりの長旅です。

福井県立恐竜博物館までの旅行予算(埼玉県から行った場合)

今回は1泊2日の旅程でした。そこで埼玉から金沢経由で福井に、大人2名と小学生1名で行った場合のお金はこれぐらいかかりました。

金沢~福井駅往復新幹線及び特急は指定席で約80,000円
ホテル勝山ニューホテルに日曜に宿泊で約30,000円
レンタカー代大手レンタカーで小型車2日間で約14,000円
食費お昼2回やお茶代などで約15,000円
入場料2日間の恐竜博物館やディノパーク 約6,000円

この他にもお土産などを買っていますので、かなりかかっていますね。ただ自分が車の運転をしたくないのと、猫がいて旅行は2日間が限度による新幹線の利用でこれだけの金額になっています。

関西方面からなら近いので、お金はさほどかからないかと思います。

恐竜博物館の土日の混雑

恐竜博物館は土日はかなり混雑します。特に開園してからお昼までの間は駐車場に入るだけで、かなり時間が取られてしまいます。混雑を避けるのであれば、開園前30分前につくかお昼ぐらいに入場するのがいいです。

館内の混雑は、一番下のフロアの展示はかなり混んでいます。もし混雑を避けて休むのであれば上層階にいましょう。

恐竜博物館のランチ

恐竜博物館では、たやすくお昼難民になります。

この博物館の内外でご飯を食べられる場所は大きく2つです。1つは博物館内にあるレストラン、2つめは恐竜博物館の外にある建物にあるスペースです。

恐竜博物館内のレストラン

館内のレストランは恐竜をモチーフにしたメニューもあり、価格も観光地である事を考えるとそんなに高くありません。デザートを頼まなければ、一人当たり10001200円ほどの予算があれば充分です。

このレストランには日曜日の11時に行きましたが、既に10組ほどが並んでいました。ただ回転率がファミレスより早いので、30分程で席に案内されて、食べることが出来ます。

またカウンター席もありますので、3人ぐらいであればカウンター席もOKにしておけば早めに案内されると思います。

ただ12時ぐらいになるとかなりの人が並んでいたので、おそらく待ち時間は45分~1時間程度でしょう。オープン時間は、博物館の開場時間と変わらないので、11時前には館内レストランを利用したほうがいいかもしれません。

月曜日は、日曜日と同じ11時にレストランの待ち時間をチェックしましたが、殆ど並んでいなかったですね。

恐竜博物館外のレストラン

レストランというより休憩スペースに近く、メニューもあまりないのですが、外でもご飯を食べることは出来ます。

ただ問題点が2つあります。まずはフードコート形式なので、席の確保は大変でした。そして食事の値段がちょっと高めで、館内のレストランのほうが安いです。夏場はカキ氷やソフトクリームなども売っているせいか、それでずっと賑わっていますね。

その他

ちょっと分かりにくいのですが、館内レストランのレジ横からテラスに通じる階段があります。そこで館内レストランの売店で売っているパンやアイスクリームを持って食べることも出来ます。分かりにくい場所なのですが、お昼過ぎに行ってみたら席は空いていました。

恐竜博物館のランチ事情まとめ

まわりにお店も少ないので、待ち時間が気になる人はコンビニなどで買っていったほうがいいかもしれません。また博物館の外には東屋もあるので、食べるスペースもあります。

もし日曜日などの休日にレストランを利用する場合は、早めにいくか、長時間の待ち時間を覚悟しておきましょう。

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恐竜博物館の設備について

ここからはいくつか気づいた恐竜博物館の設備についてまとめます。

Wi-Fiや携帯電話の電波状況

恐竜博物館にはフリーのWi-Fiがあります。日曜日に恐竜博物館内のレストラン近くで計測した時は下りは21 Mbps程度でした。ただ、通信は不安定で入らない時もあります。例えば館内レストランがある上層会ではWi-Fは入りますが、展示されているスペースは殆ど入りません。

携帯電話も同様で、下層階にある展示スペースに行くと、LTE通信が出来ない場合もあります。

お手洗いについて

上層階のトイレは混んでいますが、展示スペース近くのトイレは比較的空いています。トイレはウオシュレットでした。

コインロッカーについて

コインロッカーは靴箱サイズから、プールにあるようなサイズ、そして中型~大型のサイズのキャリーケースが入るものまであります。日曜日に見たときはさほど利用率は高くなかったです。おそらく車で来る人も多く、大型の荷物は車の中やに置いてきているからでしょうね。

またこのコインロッカーは100円玉使用で、使い終わるとお金がリターンされるものでした。

館内の気温

館内の空調は若干弱めかなと感じます。真夏の暑い日の日曜日だと、館内の人の密集度もあるせいか、じんわりと汗をかきます。いっぽう、月曜の朝は入場者もさほどいないせいか、涼しかったですね。

館内は、殆どのスペースで飲食禁止なので、数少ない飲食が許されているエリアに行ったら、きちんと水分補給をしたほうがいいです。もしくは入場する前にきちんと水分補給をしておきましょう。

恐竜博物館でのベビーカーの使用について

館内には広くはありませんが、オムツ替えのスペースや授乳室もあります。ただ、ここはエレベーターがあまりありません。ベビーカーなどでの移動は、エレベーターの待ち時間もあるようでしたので、混雑しているシーズンや曜日はスムーズに移動できないかもしれません。

可能であれば、ベビーカーは置いてくるか、抱っこ紐での移動のほうがいいと思います。

親が疲れた場合の緊急避難所

親が疲れた場合は、二階にあるライブラリーで定期的にビデオ上映をやってるのでそこに連れて行くのがベストです。ライブラリーには恐竜に関する本や、折り紙も出来ます。

ちょっと奥まった場所にあるので、日曜日でもあまり人がいませんでしたし、子供と一緒にビデオを見たり本を読んだりすれば、親も座って休憩できますよ。

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子供が恐竜博物館に飽きた場合の外の施設

恐竜博物館に飽きたら、博物館の外にはいくつか遊ぶ場所があります。そこに連れていったりすると1日は余裕で楽しめますよ!

かつやまディノパーク

恐竜博物館から少し奥にある「かつやまディノパーク」は、森の中を歩いて実物大の恐竜を見てまわるスポットです。

恐竜博物館からは博物館から徒歩4分程で、入場料は3歳から600円かかります。ここの所用時間は大人や小学生であれば15分から20分ぐらいですね。

ただずっと坂道ですので、ベビーカーや車椅子を使うのはまず無理ですので、ご注意を!

ティラノ広場

かつやまディノパークから更に奥に行くと「ティラノ広場」があります。恐竜博物館からだと徒歩で7分程度の距離ですね。

この広場には大きい恐竜の大型遊具やアスレチックがあり、無料で使えるのが嬉しいです。もちろん近くには自動販売機や公衆トイレもありますし、東屋もあるので親はそこで休んで見守っていることもできます。

恐竜博物館のまとめ

恐竜博物館は、子供だけではなく、親も非常に楽しめる施設です。ただ場所が少し遠いのが難点ですね。

でも夏休みの自由研究やお出かけ日記には使えますし、博物館の外には予約をすれば化石発掘体験なども出来ます。ぜひ、恐竜好きの人がいれば、行ってみると楽しいですよ。