子育て

子供に教養を身につけさせる重要性

「子どもには幸せにはなって欲しい」と思う親は多いです。ジェントルも、小学生の和が子には、「幸せになって欲しい」や「将来困らないようにしてあげたい」と思っています。

その中で将来困らないようにとスイミングや英語を始め様々な習い事をしています。果たしてそれは本人にとってふと「どうなのだろう」と思う事もあります。

現代の小学生は忙しい

今の小学生は忙しすぎると感じませんか?

例えば、我が家のある曜日は、小学校1年生の頃のスケジュールはこんな感じです。

授業が終わったら、学童へ移動。学童で宿題やおやつを食べたら、親が迎え。

そのまま自宅に帰らずに、車内でおにぎりを食べた後に、スイミングスクールへ行く。

スイミングスクールが終わったら、自宅で音読など親に見てもらう宿題を終わらせ、夕飯を食べて、お風呂に入り、就寝。

本人はスイミングが好きでやっていますが、もっと小学生らしい事をしたらどうだろうかとも思ってしまいます。自分は郊外の住宅地で育ったので、近隣には雑木林や小川があり、その辺りが遊び場でした。

また30年以上前は、共働きの世帯は専業主婦の世帯よりそんなに多くはなかったですね。実際の数値が厚生労働省のホームページに掲載されているので、その結果を見てみます


出典:厚生労働省HP

今から30年前の昭和63年は、専業主婦の世帯がまだ多い時代でした。一方、平成26年度は共働き世帯が専業主婦の世帯よりも約2倍弱となっています。

近年、共働き世帯が多くなっているのが分かります。そして共働き世帯だと、学校終わってからの習い事は、送り迎えをしない時間帯だとどうしても夜になってしまいます。そうすると子どものスケジュールが圧迫されてしまうのです。

小学生の習い事

小学生はどれぐらいが習い事をしているのでしょう。文部科学省のHPに掲載されている「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告について」を見てみます。

出典:子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告について

小学生という大きな枠の結果ですが、ならいごとは約7割、学習塾は年々通っている人が増えているようです。

進学塾だけではなく、近年は習い事も多様化していると感じています。

例えば小学校の英語の必修化に伴いキッズ向け英会話スクールや、新小学校学習指導要領からプログラミング教育が始まる為にプログラミング教室も徐々に通う人が増えてきているようです。

ちょっと昔ですが、中学校の体育でダンスの必修化やダンスボーカルグループがブレイクした事もあり、小さいうちからリトミックではなく、ダンス教室に通わせる人もいます。

この調査だけでは、週にどれぐらいの習い事や塾に通っているかは分かりませんが、少なくとも年々学校外での学習が活発になっているとは言えます。

小学生に習い事は必要?

子どもが、色んな事にチャレンジして、失敗しながら学び、上達して行く事は得がたい経験です。また子どもの成長にも非常に重要です。

しかし、習い事のスキルだけを重視した親の教育は正しいのかはいつも懐疑的に感じています。また、親が体験させたいものしか体験させていないという限定的体験しか出来ていないのではと不安に感じます。

言われた事をその通りに出来るのは凄いスキルでしょう。しかし、学んだ事を活かせなかったり、活かし方が自身で考えられない場合は残念ではあります。

近年、「学校教育は必要ではない」や「何故、高校でお金の稼ぎ方を教えないのか」といった意見や疑問を見かけます。

ジェントルはこれを言い換えると「教養は必要ではなく、お金の稼ぎ方を知っていればいい」と捉えることも出来ると思います。

教養の是非については、様々な知見や批判があります。少なくとも、「教養が必要でない人達は教養は必要ありません」と主張するでしょう。

また教養が必要であると考えるスパンを短期的に見るのか、長期的に見るのかでも主張は変わります。

例えば、数年前に水素水が大流行しました。この水素水に対して中学・高校の基礎レベルの化学を勉強していれば、すぐにこれはどういうものか?という疑問を抱くかと思います。でも高校生の化学を勉強している時は、トンデモ商品に疑問を持つためのきっかけになるとは思いもしないでしょう。

高校生の時に役立つかは分からなくとも、大人になってから役立つ知識というものが以外に多いものです。すなわち、教養は、短期的に評価をするものではなく、長期的にその是非を評価する必要があります。

親がしてやれる事

親が子どもにしてやれることの1つに教養を身につけさせることがあります。そして教養とは、学んだ知識や知見を適切に用いながら、問題を発見し、解決できる力であると考えています。

もしかすると、現在と子どもが将来大人になった時代では求められる教養は違うかもしれません。しかし少なくとも子ども自身に問題発見や解決能力を身につけさせるよう心がけなければならないと感じています。