子育て

小学校の教育とアクティブラーニング~主体的・対話的で深い学びの実現~

今の教育は、単に授業を受けて、板書や先生の言う事をノートにまとめる受動的な学習から、能動的な学習に移行しつつあります。

特にアクティブ・ラーニングの視点からの授業改善として主体的・深い学びの実現は、先生や教育関係者でないとよく分からないものというイメージも強いです。ただ学校でどのように教育が変わるかを知っておかないと、親として子供に対して適切なサポートができません。そこで親として、押さえておきたいアクティブ・ラーニングについてこれだけ読めばすぐに分かります。

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アクティブ・ラーニングとはどういう意味?

アクティブ・ラーニングとは何でしょうか?また「アクティブ」とは何でしょうか?

今の親世代が生徒あるいは学生の頃は、授業は先生が一方的に話をする事が多かったと思います。さらにひたすら、知識を頭に詰め込むインプット式の勉強が主だった訳です。

しかし、知識の定着化だけではなく、判断力や思考力、さらに深い学びが今の社会から求められています。つまり単に暗記をして、それを試験で評価して点数をつけるだけではなく、知識の有無だけの時代ではなくなりつつあるのです。

その為に、(特に大学教育では)アクティブラーニングが重要視されています。小学校で定義を見るより、大学教育でのアクティブラーニングの定義を紹介したほうがイメージしやすいですので、京都大学の高等教育研究開発推進センターの説明を紹介します。

講義での「聴く」を受動的学習と操作的に定義をし、それを乗り越える意味での能動的な学習をアクティブラーニングとする。

(1)に基づく能動的な学習を「活動」(書く・話す・発表する等)と「認知」(知覚・記憶・言語・思考)をともに活性化させ協奏させることによって創り出す。話す・発表するといった活動は、ペアワーク、グループワーク、プレゼンテーションとも呼ばれる。認知は、Wiggins & McTighe(2005)が述べる「活動主義」(活動ばかりが豊かで学びが深くないこと)への批判にも対応する。

http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/activelearning/より引用

ここでの意味は、単に話を聴く以外の活動をアクティブラーニングとする広い定義です。さらには、具体的な活動として、ペアワークやグループワークといった「話す・発表する活動」が具体的に挙げられていますね。

つまりアクティブラーニングとは、話を聴くだけでなく、グループワークやプレゼンテーションなども踏まえた、子供たちが記憶や思考等を活性化させ、学ぶことです。

小学校でのアクティブラーニング

小学校では、アクティブラーニングというより、主体的・対話的で深い学びの実現と言われてます。既に小学校では調べ学習なども盛んですし、各教科に合わせて、物事を捉える視点や考え方を養うように、また問題解決や想像力についても重視する事が小学校の学習指導要領に書かれ、3つの学びがあります。

  1. 主体的な学び
  2. 対話的な学び
  3. 深い学び

これらを達成する為、自ら学ぶ姿勢を育て、同年代だけではなく先生や地域の人達と話をしながら、課題の追求や解決策を追い求める教育が行われていくのです。この為、調べ学習だけではなく、発表やグループでの活動も先生の方針により積極的に行われていくでしょう。

アクティブ・ラーニングの欠点と保護者が考える事

アクティブ・ラーニングは、単に話を聴くだけより、考える力や主体性、コミュニケーション力を鍛えるなど様々な効果が期待されています。

でも、コミュ障の人にはアクティブラーニングは中々難しい、取り組みにくいという課題があります。例えば人との話が苦手、チームやグループで何かをするより一人でないとダメ、主体的に何かをするのが苦手といった人はアクティブラーニングが行われても苦痛でしかありません。

その為、保護者は学校での教育が昔と違っていて、どのような教育方法やどのようなツールを使っているかを知っておく必要があります。

またアクティブラーニングに子供の無理やり適用させようとしなくてもいいですが、これから本格的に始まり、大学でも行われているアクティブラーニングに適応するために、どのような子供と別世代の人からコミュニケーションをする機会を増やしてみたり、自己肯定感を高めて主体性を高める事を試みたりしてみる事もしてみましょう。

グループワークやディスカッションに慣れ親しんでおかないと、就職試験などで引っかかってしまいますね。

また常日頃から、子供に「何故」を繰り返し、子供に常に考えさせ、考えていることを言語化させる訓練も常に心がけましょう。そうするとアクティブラーニングが行われても、子供は適用しやすくなります。

https://gentle-break.com/child-care/language/